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数に溺れてのこのレビュー・感想・評価

数に溺れて(1988年製作の映画)
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この映画も女性恐怖が感じられる映画。女は残忍で、男は馬鹿か無力。夫殺しが順番に進むから、見ていてこの先どうなるかは大体わかるけど、この映画の中で完結した意外性のなさが儀式っぽかった。あと夫を殺す妻たちには感情がなさそう。
少年がやってることは方法重視の遊びか、何かの儀式で、その説明が節々に挟まれるから、全体を通して儀式めいた感じもする。
グリーナウェイは、背景に映る人とか動物が動き回りつつ、カット全体としては静的な画を撮るのが好きだと思った。
こ