み

数に溺れてのみのレビュー・感想・評価

数に溺れて(1988年製作の映画)
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100以上は数えても数えなくても同じ。

命が終わる度、どんどんカウントが進んでゆく。終わりと花火と水が印象的な美しい作品だった。


星の数を100まで数える綺麗な少女は結果として1番死の数が少ない夜に死んでしまった。
犬の毛や、木の葉の数、死んで行った命の数。
数えたものに意味はあったのかな。
と考えてしまう作品だった。
数を目で追い出した時点で私も数に溺れていたんだと思う。

監督の他の作品も気になる。
み