元々は深夜に放送していたアニメで人気が出て後にシリーズ化・映画化までされたコメディ・アニメ。
手書きの様なキャラクターが雑なアニメーションで動くシュールな作風で、全編通してギャグ全開。
と、いうことで好みがはっきり分かれる作品だと思う。この世界観が嫌いな人は見ない方が良いって作品。
世界征服を企む秘密結社「鷹の爪」。家賃が払えず夜逃げしたらいつの間にやら宇宙にまで行っちゃってそこで因縁のある悪者と遭遇してしまうというストーリー。
悪者の宇宙船がスターウォーズのデス・スターだったり（ライトセーバーのバトルとかもあります）、サザエさんの波平っぽいのが出てきたり、TSUTAYA、マクドナルドとかこの映画著作権大丈夫か？とまず思いました。
他にも当時のアメリカ大統領・国務長官、安倍元総理とか、北朝鮮の将軍様とか登場してなかなかブラックで宜しい。
むちゃくちゃなキャラクターとバカなストーリーで徹底的に突き進むところは爽快。大家のババアが”女”になるとみんな気持ちわりぃってゲロを吐くシーンが結構好き。
ただ、作風が作風なだけに70分でも少々長く途中飽きてしまったのでもう少しコンパクトでも良かった気がする。
独特のアニメーションやシュールな笑いが好きな人にオススメ。
