「いろはとアロハ あなたと私」。
人生で一度も聞いたことのないフレーズ、「夢のハワイで盆踊り」。タイトルに惹かれて東映オンデマンドで鑑賞。東映で松竹っぽい青春ドラマを作ってた。微妙に戦争の影響も。
母親想いでハワイに行く理由が割と深刻な主人公・舟木一夫よりも目立つのは、白をベースとしたスーツ姿に蝶ネクタイ、英語と広島弁が混ざった口調の笠智衆。加藤治子との再開シーンの構図が小津っぽくなるのは笑った。割と身勝手な役柄だけど。
笠智衆と北竜二、直接共演するシーンはないけど小津っぽい。舟木一夫の友人が高橋元太郎と堺正章。10代目桂文治が2代目桂伸二時代に出演。
最後の電話のシーンの加藤治子と笠智衆が良かった。4人で主題歌歌って、「いろはとアロハ~」の時にみんなで笠智衆を見るのも良かった。ちょっと予想してなかったけど、凄く良い作品だった。