過去鑑賞にて

真～っ赤な太陽、燃え～ている～！
と、これは大昔のドラマ版の「快傑ハリマオ」のテーマ曲でした…

こちらのハリマオは陣内孝則主演のマレーの虎の方で、やけにガンアクションのシーンが記憶に残っている、結構レア(？)な作品。

右の耳ならオカマだが左の耳なら勇者の印！！
(耳に付けてるピアスのこと)ってのもおぼろげに記憶に残っています…

　「右の耳ならオカマだが左の耳なら勇気の印」

今ならGLBT 団体から苦情が来そうな、キャッチコピー。
しかし第二次大戦の英雄を描いた作品。

キャッチコピーしか印象に残ってない…

「マライの虎」「怪傑ハリマオ」を最近見たのだが、そこまで見たら1989年版も見ないとならないだろう。そこでVHSを入手しデジタル化して鑑賞。

陣内孝則のキャラに合わせてだと思うのだが、ギャグ描写が多いが大まかなストーリーは史実と同様である。もちろんかなりオーバーな脚色はあるもののまあアリだろう。

やがて日本軍のために戦うことになるのだが。。。。
まあこのあたりからクソ映画となる。

てっきり英雄として描かれると思いきや、極悪な日本軍に翻弄される哀れな人というオチだ。さすが80年代は日本軍が素晴らしく描かれてはならないという法律があったのだから仕方ない。。。冗談ですが。

当時は、左翼が喧伝する大ボラがまことしやかに信じられていた時代である。ハリマオであろうとも英雄であってはならないのだ。

F機関の藤原氏との交流などまったく描かれて無い、というか登場すらしない。現地の人との交流などもない。単なる悪人。よくまあここまでひどい作品に改変したものだと。。。。