女はそれを待っているの作品情報・感想・評価

『女はそれを待っている』に投稿された感想・評価

産院に入院している三人の女性のドラマ。閉じられた空間で女性たちが芝居を見せていく、広がりがないので映画としては弱いが舞台劇としてイメージを膨らませるなら上質。女性が抱えているそれぞれの人生と紐づけて…

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Omizu

Omizuの感想・評価

3.8

【第11回カンヌ映画祭 監督賞他全三冠】
イングマール・ベルイマン監督作品。カンヌ映画祭では監督賞、女優集団演技賞、特別国際賞を受賞した。

産院で同室になった境遇の異なる三人の女を描いた作品。イン…

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私の心を占めていたのは、安楽、安全、社会的法則だけでは、子供を産もうとする女たちの諸問題を解決するには十分でないということであった。真の問題は、愛のそれであり、あるいは愛の欠如のそれなのである――イ…

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R

Rの感想・評価

4.3

たまには自分の見たい映画を、と思って選んで見てみました。やっぱベルイマンの映画は強烈! 冒頭、夜遅くに産婦人科に救急で運び込まれた女セシリアは、不安をむき出しにして、本当にこの子がほしいの? と夫に…

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sonozy

sonozyの感想・評価

4.0

イングマール・ベルイマン 1958年の作品。
英題『Brink of Life(≒ 命の瀬戸際)』
邦題は意味不明です。笑;

産婦人科で偶然同じ病室に入院した三人の女性の心理・葛藤、そして宿した“…

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S

Sの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

第11回カンヌ映画祭監督賞、4人の女優が同作で揃って女優賞を受賞するという快挙を成した名作ドラマ。『処女の泉』と同じ女流作家ウルラ・イザクソン脚本。

病棟を舞台に「妊娠」と「出産」を巡り、三人の女…

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Jimmy

Jimmyの感想・評価

3.0

思わせぶりな邦題であるが、イングマール・ベルイマン監督による産院でのシリアスドラマ。

原題直訳は『生命の近くに』となるらしい。

イングマール・ベルイマン監督が、実際の産院にカメラを持ち込んでドキ…

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BON

BONの感想・評価

4.3

ベルイマン作品鑑賞28作目。同年のカンヌ映画祭で最優秀監督賞を、主演女優4人は主演女優賞を受賞した女の妊娠と出産をテーマとした作品。

脚本はスウェーデンの女流作家ウラ・イザクソンがベル…

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Aix

Aixの感想・評価

3.9

カンヌ国際映画祭女優賞、監督賞受賞作品。ベルイマンによる流産を経験した直後の女性と、妊婦二人が病院で同室になる話。

かつてキューブリックがベルイマン作品について、“安易な結末を回避してる”とコメン…

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華

華の感想・評価

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妊娠=おめでたいのイメージが強いけど子供を産むって本当に危険で大変なことだってことを実感させられる。
すごいなベルイマン。
陣痛のシーンは見てる自分もお腹痛くなってきた。
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