RAY

17歳のカルテのRAYのレビュー・感想・評価

17歳のカルテ(1999年製作の映画)
5.0
精神病棟という自分の知らない世界の話
けどそこで生きる彼女達はある意味等身大というか誰しもが隠し我慢しているような感情や乗り越えた感情を我慢できなかったり歪んだり戦っているだけで共感できない感情を持ち合わせているわけではない
普通とは何か、何が正常で何が異常か、きっとこの先も明確な答えはわからないまま折り合いをつけて生きていくかもしれない
けどその曖昧な普通を自分から逃げる理由にしてはいけない、変わるために自分と向き合いここじゃない場所に生きていると感じるための、自由になるための場所を見つける、きっと誰にでもその場所がある、変わろうとすれば誰かがいる、スザンナのセリフは境遇が違ってもとても刺さった
この映画を思い出したい時はdowntownを聴こうと思います
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