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17歳のカルテのaのネタバレレビュー・内容・結末

17歳のカルテ(1999年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

主人公ふたりの美貌が、無機質な病室の中で引き立つ。馴染んでしまってはいけないよ、運転手の言葉の意味を帰り道にようやく理解した。若い女の子のまぎれもない「悩み」の部分を痛いくらいに突くもんだから、すこし辛かった。万人受けしないような重苦しい閉塞感に包まれた雰囲気の映画のわり、ストーリーは快活。ハッピーエンドっていいね!
不慮の事故で顔に火傷をおった少女の性格的な内面が、無邪気で明るくロマンチストであるのは、単なる処世術であると言いのける残忍さ。様々な少女達の多感な時期(立派ないち女性に育ってしまう年頃でもあるが)を生々しく描いている。とりわけ幼く見えていたファザコンの女の子に首をつらせるのは酷すぎた。精神病を理由に怠けて、人生を放棄してしまっていた主人公の痛々しい感じが少しウケた。アンジェリーナジョリーの化粧けのないさらさらとした白い肌、色のない綺麗な髪そして、嫌味のない演技!が気に入ったからまたみようかなあ〜〜
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