ShiroKuro

グラン・トリノのShiroKuroのレビュー・感想・評価

グラン・トリノ(2008年製作の映画)
5.0
世の中の矛盾を正当化したい、と一心に最後に自分の命を犠牲にする映画だ。怖いもの知らずの若い、未成年、だが無法者を野放しに出来ない。如何に懲らしめるか、その最高の手段を選んだ。現代でも多くの世の矛盾が存在するが、どちらかというと「沈黙」「触らぬ神に祟りなし」で黙秘し誤魔化している。 特に日本の社会は告発、密告する人種ではないことが矛盾を蔓延する社会を作っているのも頷ける。
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