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グラン・トリノのliamのレビュー・感想・評価

グラン・トリノ(2008年製作の映画)
4.1

監督、主演は「チェンジリング」のクリント・イーストウッド。出演は「ディパーテッド」のブライアン・ヘイリー、ビー・ヴァン、アーニー・ハーなど。

朝鮮戦争の従軍経験を持つ元自動車工ウォルト・コワルスキーは、妻に先立たれ、愛車“グラン・トリノ”や愛犬と孤独に暮らすだけの日々を送っていた。そんな彼の隣家にモン族の少年タオの一家が越してくる。ある事件をきっかけにして心を通わせ始めたウォルトとタオだったが、タオを仲間に引き入れようとする不良グループが2人の関係を脅かし始める。

10年ぶりくらいに鑑賞。良い作品だったので、断片的にストーリーは覚えていた。
偏屈お爺さんと東南アジア系の隣人の交流を描いた作品。

ウォルトはかなり頑固で偏屈だが、それにしても身内が酷すぎる。今時あり得ないくらい孫の態度が悪くて笑ってしまった。笑
そんな偏屈がジジイが違う民族の子供と交流する様子は面白い。

車を泥棒しようとしたタオがその償いに、家の手伝いをする事で仲を深めていく。オドオドしていたタオが段々と男らしくなる様はとても良い。ウォルトの優しさも垣間見えて心が温まる。

1番良かったのはウォルトと床屋の絡み。アメリカらしい男のかまし方で一度は憧れる。笑
これぞカッコ良いじじいと言う感じ。

カッコ良い頑固じじいを描いた映画。
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