TaT

歓楽通りのTaTのレビュー・感想・評価

歓楽通り(2002年製作の映画)
4.2
無償の愛と妄信的な愛が生んだ悲劇。 

「誰も彼のようには愛せない」と語られるけどそりゃそうだ。あまりに不遇過ぎる...。でも、二人の関係性は時に可愛いらしく、バイクで走るシーンとか何だかんだでプチルイを必要としてる所とか微笑ましい。 
主演のレティシア カスタは正面から見るとそうでもないけれど斜め45度ぐらいで映った時は美しいです笑 

みんな愛にひた走るけれどどっかが壊れてて、夢を見て成功したのも束の間そっからのジェットコースター的結末。こういうの嫌いじゃない。止まったレコードと共に残る虚しさも。 
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