麻薬の運び屋だったマキュージック(メル・ギブソン)は足を洗おうとしていたが、彼を金づるにしていた周囲の人間はそれを認めなかった。一方、マキュージックの友人で、麻薬捜査官のニック(カート・ラッセル)は麻薬密輸組織摘発のため、マキュージック行きつけの高級レストランを調査するが、そこの女性オーナー、ジョアン(ミシェル・ファイファー)と出会い、やがて親密な仲になった。そしてマキュージックとニックはジョアンをめぐってお互いの思いを対立させるようになる。
そんな中、南米の麻薬密売組織の大物カルロスが取引のため、近々アメリカにやってくるとの情報が入り、麻薬取締局はマキュージック共々一網打尽にしようとしていた。
観ていて気持ちが全く盛り上がらなかった。マキュージックとニックの友情と、ジョアンをめぐる三角関係を描いた作品なのかな。もっとドキドキハラハラする展開なのかなと思っていたが、ずっと緩い感じでストーリーが続いてつらかった。派手なのは最後だけだった。
私には向かない作品だった。