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女王蜂のcamusonのレビュー・感想・評価

女王蜂(1978年製作の映画)
3.0
おそらく幼少の頃に見てると思うのですが、
全く内容を思い出せません。

大人になってからも1回DVDを借りて見てると思うのですが、
これまた驚くほど印象に残っていなくて、犯人も内容も忘れてました。

編み物の謎解きは、記憶の奥底に微かに残ってたので、
見てないわけでもなさそうです。

で、作品についてですが、高峰三枝子、岸恵子、司葉子と
過去3作の主役級を並べるなど、役者は豪華なのですが、
人の配置、話の流れがスムーズでなく、
がちゃがちゃしている気がします。
真相も“取って付けた感“が強く、犯人の悲壮感も今ひとつです。
それに、何より殺しが美しくないです。

3女優がそれぞれ前作と違うキャラをそれなりに演じていたのは、
流石だなと思いました。
おかっぱの岸惠子を真正面から見たときの怖さに身震いしました。
司葉子は腰の低いのは同様ですが、前作よりは艶やかな感じ。
高峰三枝子は顔の輪郭がポワポワとぼやけた感じで面白いです。

冒頭の極太明朝のキャスト紹介で、
中井貴惠(新人)はワロタ。
(新人)のフォントサイズは小さめです。
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