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女王蜂のgesuのネタバレレビュー・内容・結末

女王蜂(1978年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

市川崑監督石坂浩二金田一4作品目。
相変わらずの登場人物。伊豆の月琴の里という山里に巻き起こる1人の息女を巡る殺人、これも血縁、家計、金と私情に塗れている。
寄木細工の部屋とかオカルトロリコン宗教家おじさんとか灰汁がすごい。
固定メンツ以外にも過去三作に登場したキーパーソンを演じた女優を登用。
過去作見てて思ったけど坂口良子好き。こざっぱりちゃきちゃき。娘はあんなだが…
仲代達矢が顎髭ないの新鮮。貫禄の脂のり。ラケットで頭蓋割るってすげえな。
カネボウタイアップのようで、わざとらしく口紅から手紙がポロリ演出もあり。名俳優の娘の新人女優を主演級に据え、メイクもカネボウ、こりゃ金になるで!
弁護士でも医者でも大滝秀治はじじい。
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