テレ東『午後のロードショー』木曜版「刑事」特集で鑑賞。
スタローン演じるロス市警の異常者犯罪のスペシャリスト・コブレッティ刑事が、街に潜む殺人集団「ナイトスラッシャー」から目撃者の女性を守るために立ち向かうというシンプルなストーリー。
昨年はアクション映画が大豊作であったが、こうした天然モノに触れておくのは良いですね。
現在も愛されるアクション映画の名作がシリーズが多く生まれた80年台中盤に製作された作品ということもあって、バイオレンスと爆発が振り切れている。
私的には、コブレッティ刑事のキャラが良かったです。犯罪者に容赦無く銃を打ち込むが、平時は同僚に節制を勧め、小気味良いジョークを飛ばす。ここら辺の人間味溢れるキャラが、スタローンらしさを感じました。
「狂気」に対峙するのは、狂気ではなく、狂気であることを認識できる「正常」な人間であるという構図は嫌いじゃないです。