このレビューはネタバレを含みます
【 毒をもって毒を制す 】
今の社会に不満を抱き新世界を目論む極悪集団に、ひとりの男が立ち向かう。
罪なき人々を恐怖に陥れる毒には、それ以上の毒で制す必要があるというわけだ。その男を“コブラ”とよぶ。
屈強ながら孤高で、人一倍健康に気を遣う。“コブラ”のウラでは、“マリオン”と呼ばれるキュートな一面も。最強に所々混じる可愛げが、唯一無二の存在であるゆえんかもしれない。
法律や善悪を超越した存在。それがコブラだ。
立ちはだかる敵は、毒で制す。
立ちすくむ彼女は、愛で包む。
p.s. 怒るなよ