鍋レモン

コブラの鍋レモンのレビュー・感想・評価

コブラ(1986年製作の映画)
3.4
⚪概要とあらすじ
殺人事件を目撃した美女の抹殺を企てる殺人鬼集団と闘うはみだし刑事を描いた、S・スタローン主演のバイオレンス・アクション。

“ナイトスラッシャー”と呼ばれる狂信的なグループによる連続殺人事件が発生。事件の捜査にあたるロス市警のマリオン・コブレッティ刑事、通称“コブラ”は、ある殺人現場を目撃したモデルのイングリッドと出会う。目撃者であるイングリッドは“ナイトスラッシャー”に狙われることになり、コブラは彼女の警護にあたるが……。

⚪キャッチコピーとセリフ
“悪党には死を!そいつが一番の薬だぜ!”

「被害者家族に言ってやれ」

⚪感想
アクション作品。

シルベスター・スタローンがめちゃくちゃ若い。
今の顔の皺とミミズが這っているかのようなバキバキの腕を持った貫禄のあるシルベスター・スタローンも好きだが、今作のサングラス、革手袋、黒シャツ、デニム、革靴で決めた顔も骨格も大優勝のシルベスター・スタローンもめちゃくちゃ良い。サングラスとると割と可愛いタレ目で下まつげ長いギャップがたまらん。
吹き替えのささきいさおさんの声も心做しか若い。シルベスター・スタローンの吹き替えはこの方以外有り得ないと言うくらい言い回しや呂律の感じがピッタリ。

やたら人の健康が気になるコブラが面白かった。
チーズやケーキ、タバコなど。ポテトのケチャップは予想と違う声かけだった。

ヒロインにはブリジット・ニールセンが。
ブリジット・ニールセンは『エクスペンダブルズ・レディズ』のイメージが強すぎて失礼だけどほぼ男みたいな印象があったので今作が衝撃的すぎた。
独特な魔女的ベースなお顔だけどモデル姿がめちゃくちゃ綺麗。写真撮影のシーンと主人公のシーンが交互に流れるところが好き。

かなり前の作品なだけはあるが、この内容でこんな話が持つんだと思ってしまった。褒めれば単純明快。
殺人鬼がいて、それを見てしまった女性が狙われて、優秀刑事が守るという簡単な内容。

カーアクションはかなり力を入れている。
かっこいい車がボコボコになっていく姿には悲しいものを感じるが、ボコボコロードをジャンプしながら追いかけるシーンは燃える。

『シャイニング』を彷彿とさせる病院の扉でのシーン面白すぎ。

ナイトスラッシャー。
敵役の男性の圧倒的悪役顔面が最強。

ピザをハサミで切って食べるシーンやポテトにケチャップをベチョベチョにかけるシーンがあって今日の夕食はピザとポテトになりました。
普通だったら不味そうなのに映画で見るとなんだか美味しそうに見えてくる不思議。

敵の被っていた薄いストッキングが気になりすぎる。ストッキング相撲で閃いたんかな。



⚪以下ネタバレ



犯人そんなに顔見られてなかったから追いかけて来なければ済んだ話なのになと思ってしまった。過剰に追いかけるから大事になった感。

⚪以下ストーリー(Wikipediaから引用)
ロス市警ゾンビ班(翻訳担当者により「ゾンビ特捜隊」とも)の“コブラ”ことマリオン・コブレッティ刑事は、優秀ながらも独断と強引な手段で事件を解決するはみ出し者で、相棒のトニーを除き、警察内でも煙たがられている。“ナイト・スラッシャー”と呼ばれる狂信的な殺人カルト集団による殺人現場で、ボスの顔を目撃したモデルのイングリッドは命を狙われる。その警護にあたることになったコブラは、次々と襲撃して来る教団と死闘を繰り広げる事になる。安全のために警察が用意した隠れ家にイングリッドを移送するが、なぜかその先にも教団が待ち受けていた。

⚪鑑賞
午後のロードショーで鑑賞。

⚪パンフレット所持
鍋レモン

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