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多羅尾伴内 鬼面村の惨劇のわだげんたのレビュー・感想・評価

多羅尾伴内 鬼面村の惨劇(1978年製作の映画)
2.2
東映チャンネルで無料放送してたのを録画して観賞。スカパーの無料解放デーで出会う映画って珍作が多いので、こいつもそうかと観始めたら。。。

やっぱり珍作でした(笑)

多羅尾伴内って変装が得意な名探偵、って設定なんですけど、それってやっぱり活字向けの設定で。

多羅尾伴内を演じるのが小林旭なんですけど、誰に変装しようが小林旭ってバレバレなわけで(笑)

ってか、変装してタクシーの片目の運転手になったりするんですが、わざわざ片目にしたら目立っちゃうでしょ!

あと、きこりとか。きこりって(笑) 変装が受け狙いとしか思えない!

物語的には金田一の亜流みたいな。旧家の相続を巡るドロドロと鬼の面を被せられて殺された男の殺人劇。

多羅尾伴内がラストの謎解きがする前に、「ふっふっふっ、ある時は片目の運転手、またある時は森のきこり。。。」って変装の種明かしするんだけど、多分観てる人全員それを観ながらつっこんだと思いますね。

「それ、観てる人、みんなわかってますから!」

かように馬鹿馬鹿しい推理劇ではありますが、真面目に観なければそこそこ楽しめたりもします。

オープニング、何やら暗黒舞踏で幕開け。おっぱい出るし、さぞかし本編もエロエロでグログロなんだろうな。。。と思って期待してたら、エロエロでグログロはオープニングだけでした(笑)
なんなんだ、あのオープニング。

タクシー運転手がカセットテープで聴く曲がアキラの歌だったりするのはご愛敬。

文句いいながらも結構楽しみました。あ、これシリーズ二作目なんですね。
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