乾いたメキシコの風景、銃弾と血が飛び交うバイオレンスさ、一攫千金を夢見て泥沼にハマり破滅へと向かって行く男。いやー好きな映画ですね。
主人公たちが執着するのは、すでに死んだ男の首というのが面白い。…
キレキレの銃撃シーンを除いては、全体的に弛緩したムードで進むが(「戦争のはらわた」もそんな感じなので作家性なのか)、この映画ではストーリーと相俟って良い効果をあげているように感じた。
何しろ主人公…
初ペキンパー。
賞金のかかった首をめぐって奪い合い撃ち合う。
車ベコベコでも走るんだなぁ。
首を入れるは恋人の形見のピクニックバスケット。ハエもたかる。
金目当てのはずが最終的には怒りに血をたぎらせ…
メキシコの大物の娘を孕ませたガルシアという男の首に賞金が懸けられ、しがないピアノ弾きのベニー(ウォーレン・オーツ)は、すでに死んだガルシアを知る恋人エリータ(イセラ・ヴェガ )とともに墓地に向かう。…
>>続きを読むサムペキンパーとジョンカサヴェテスの共通点。
①他人の真似できないオリジナルな作風。
②59歳で亡くなった。
③妥協しない孤高の人。
ウォーレンオーツはこの1作でレガシーになった。
自分が59歳…
ペキンパー作品では「ワイルドバンチ」「ゲッタウェイ」。そしてこの作品が3番目にお気に入りだ。
3作品に共通しているのは熱い男たちの友情なり愛なりを、これでもかと描いているとこ。
そこにスローモーシ…
まあ、この作品に限った事ではないが、1970年代の辺りのガンアクション映画における女性の扱い方がほんと酷すぎて笑うしかない。
今の時代なら女優さんはまず引き受けないだろう。
最初にバーで登場した時…
このレビューはネタバレを含みます
[意志を貫くならず者]
何とも切ない話。他の多くの作品のように、普通の人は出て来ない、ならず者たちの話。普通に静かに死ねるものは誰もいない。
確かにバイオレンスは満載で、主人公のベニー(ウ…
このレビューはネタバレを含みます
2021/6/29
懸賞金のかかったガルシアの首をめぐるアクションムービー。
アメリカ人がなぜそこまでガルシアの首にこだわるのかはわからないところもあるが、指示に従いガルシアの首をゲットするが最後に…