バロウズ

エクソシスト/ディレクターズ・カット版のバロウズのレビュー・感想・評価

4.0
言わずと知れた悪魔払い映画の古典。
当時14歳のリンダブレアが汚い言葉を吐きながら十字架を股間に何度も突き立て血濡れになるシーンは強烈。フリードキン監督らしい過剰な演出が目立つ作品。
首が180度回転したり緑色のゲロを神父に吐きかけたり、階段をブリッジ状態で駆け下りるシーンはあまりにも有名で、その後はギャグとして引用されたりしてますが、当時としてはそれ程インパクトがあったのでしょう。
時々サブリミナル的に画面に挿入される悪魔の顔も恐ろしい。
テーマ曲のデモテープをぶん投げて破壊する、撮影直前に俳優の目の前でショットガンぶっ放す、俳優をぶん殴って動揺した表情のままカメラを回すなど、監督フリードキンの逸話も狂ってて面白い。悪魔のような監督によって撮られた悪魔映画という感じでしょうか。
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