作品の出来栄えも去ることながら70年代フランスの性へのアプローチの仕方に驚いた。なんて性愛に満ち溢れた人間的な世界なんだろうと。携帯も何もない社会では身だしなみを整え、言葉を巧みに使ってアプローチす…
>>続きを読むジャケから爽やかな初恋を期待していたのに、こんなに胸の痛む話だったとは…動揺しています。劇場ですすり泣きがあちこちから聞こえました😢
ダニエル少年のその後の行く末を知りたいと思いました。本作はユス…
自転車3人乗り、学校から溢れ出てくるキッズたち、川の上の映画館(KodakとCinema Lumierの文字)がとてもよかった。ママと娼婦の次の年にこれ出してるユスターシュとは…ピンク文字のオープニ…
>>続きを読む序盤の聖体拝領にて列に並ぶダニエルとその前に並ぶ女子。
その女子を斜め後ろから捉えたトラックショットの際、女子の被った白いフードの前でダニエルの手に持つ蝋燭の火がユラユラと揺れる。
ダニエルはこの聖…
酷い話と言っていいと思う。母と暮らし始めてからの周りの大人たちの愚かさに辟易した。中島みゆきのファイトの歌詞「少年たちの目が歳をとる」を実際に見ているようだった。
そんなにセリフは多くないのに、登…
親の都合で大人になる事を急かされた少年の鬱屈と性の目覚めを、瑞々しい映像と乾いた南風に乗せてお届けしている。田舎のおばあちゃん家で子供らしくのびのび暮らしていたダニエルは、高校に上がるタイミングで田…
>>続きを読む【純粋無垢】
前作『ママと娼婦』がヘビーだっただけに本作は軽やかな「大人の階段登る」思春期の少年の成長譚に仕上がっている。意味深なタイトルはランボーの詩から拝借している。
やはり『ママと娼婦』同…
ガラスの破片を芝生に並べてサーカスの真似をする主人公にヒヤヒヤした。
主人公が何を考えているのかわからない。
3人でチャリンコにまたがり坂を下り、タバコを吸い、女の子を追いかけるという微笑ましいショ…
© Les Films du Losange