こ

時をかける少女のこのレビュー・感想・評価

時をかける少女(2006年製作の映画)
5.0
もう何度見たか分からないくらい見た作品。
初めて見たのは中学2年生の夏休み、金曜ロードショーにて。眩しすぎる青春と、初めて体験した切ないエンディングに2週間程廃人になりました。
あれから10年。ほぼ毎年のように夏が来ると見てますが、特に高校を卒業した辺りから『主人公まことの戻れない青春』と『自分の戻れない青春』を重ね合わせて見るようになり、言い表せないほど切ない思いにかられます…色々切なすぎてもう見たくないレベルまで到達するのにやっぱり見てしまう。
全てを明らかにしない、パズルのピースが綺麗に合わないからこそ、より胸に残る。こんなにも切なく眩しく『あの頃の夏』を落とし込んだ作品、やっぱり名作ですね。大好きです。再上映ありがとうございました。
こ