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時をかける少女のutakoのネタバレレビュー・内容・結末

時をかける少女(2006年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

もうこの映画は何回観たのかわからないくらい大好きで観ている作品です。
ただ、映画館では観たことがなく今回リバイバル上映を機に映画館で観ることができました。

細田守監督作品の中で1番好きな作品で、本当に今でも色褪せない素敵な作品です。
最初に見た頃は小学生で純粋にタイムリープ、学生、千昭との恋愛模様が楽しくて直感的な好きでした。
ただ年齢を重ねていくと登場人物の心情や、音楽の良さに感動します。
特にいつも号泣するのが千昭と真琴の本当にお別れのシーン。
いつものようにじゃーなともう早く行ってとさよならをした後、既に真琴は千昭を恋愛感情で好きと気づいていてもう会えない。あれが最後だったと、でも好きとは言えなかったいろんな感情が混ざって大泣きしている時に千昭が戻ってきて『未来で待ってる』と一言。それに対して真琴は『すぐ行く、走っていく』と答えるシーンがもうほんと涙が止まらない!!!
小学生の時は気づかなかったけど、本当は2人に再会する未来なんてない。だけどそれでも約束をする2人、好きとはお互いに伝え合うわけではないけどわかり合っているのが観ていて伝わるから余計に切ない。
色々な時かけありますが、私はこの時かけが1番です。
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