ほーりー

時をかける少女のほーりーのレビュー・感想・評価

時をかける少女(2006年製作の映画)
4.5
2000年代、それまでアニメ映画の独壇場の感だったジブリ作品に、それ以外にも見るべきアニメ作品はあると世に知らしめた画期的な一本のように感じた。

のちの細田監督作品と比べても、本作が一番良く出来ている。(もっとも細田監督の不幸は、比較的初期に成功をおさめたためにその後の作品に大手資本が入りすぎてしまったことだと思う)

ただ本作も、ラストがあの夕陽に染まる河川敷で止めておけばいいのにと、個人的には不満が残ったのも事実。

新海監督が俄然注目を集めた今こそ、先駆者として細田監督もこれに切磋琢磨し、ぜひ本作を超える作品を次々と発表してほしいなぁ。
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