レアリテ男爵

生き残るための3つの取引のレアリテ男爵のレビュー・感想・評価

生き残るための3つの取引(2010年製作の映画)
3.6
滑稽な程に虚しく、哀れな、救いようのないストーリー。、、、まさに原題の通り「Bad Deal」である。
日本語タイトルは、なんか微妙〜なので、僕がサブタイトルを付けるなら、『〜生き残る為なら何でもやっちまう3つの組織(警察・ヤクザ・検察)』って感じかなぁ〜。^^;

とかくこの3つの組織に属すオトナ達は、【権力】がお好きなようだが、僕からみた3つの組織人タチの好きな権力は、それぞれ少しずつ色が違ってみえる。

警察の好きな権力→栄誉
ヤクザの好きな権力→栄華
検察の好きな権力→権威

そんなそれぞれの権力の為に、時に足らない真実を偽モノで補完して、それにはカネが必要で、それでも裏切りや復讐や更なるウソの上塗りで七転八倒するオトナ達、、、愚かだなぁ〜。。見事な程!

しかしキワどい事の連続の上にかろうじてある幸せの、なんと儚いコトか。。

全員なんだか可哀相で、2度目以降の鑑賞は気が進まない気がする。(•ᵕᴗᵕ•)