deenity

生き残るための3つの取引のdeenityのレビュー・感想・評価

生き残るための3つの取引(2010年製作の映画)
3.5
ちょっと年末に押し寄せるバタバタでレビューできませんでしたが、久しぶりに簡単レビュー。

今年見た作品の中でもトップクラスにハマった作品に『モガディシュ 脱出までの14日間』があって、そのリュ・スンワン作品。
主演刑事役にファン・ジョンミンがいて、その部下には若かりし頃のマブリーも出てたりして豪華ですよね。検察役のリュ・スンボムとかヤクザ役のユ・へジンとかもいい味出てて、演技面では申し分のない作品でした。

ストーリーは少々複雑ですが、要は刑事vs検察vsヤクザっていう三つ巴の構図でそれぞれの思惑の下に衝突するって内容。
ファン・ジョンミンって何だかんだでいい人キャラの印象があったから、本作みたいな立ち位置は新鮮でした。
ただそれ故にクライマックスの展開はちょっと予想外というか、個人的には韓国の俳優で二大スターの2人がコラボしてるって熱いんですが、ちょっと物悲しさもあって何とも言えない余韻が残りました。

まあでも国の裏の顔みたいなものを見れた気がして、そういう意味では結構楽しめる作品でした。
deenity

deenity