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RED HARP BLUES レッド・ハープ・ブルースのtKoのレビュー・感想・評価

3.1
音楽映画ではあるけど要素の一つであって、追い求める夢に辿り着く象徴(偶像)としての伝説のレッドハープを取り巻く若者の青春劇だった。

レッドハープ探しに熱中していくにつれてバンドメンバー、職場、そして彼女を失っていく様は無我夢中を体現した様で苦しくもあるが、それでも渇望し止まらずに進んでいく熱量、手に入れて何か変わる訳じゃないけど、変わるきっかけや一つの答えを直向きに追い求める姿は情けなくとも格好いい。

音楽の話なのでミュージシャンの出演者も多く、ミッキー・カーチスを始め、桑名正博、木村充揮(憂歌団)、宮田和弥などが出演しているのもポイント。2000年代前半の大阪の町並みも今では少し懐かしい。

若かりし頃の鳥羽 潤の目はやっぱ良いね。
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