奴らの暴走を止めろ！！！

完全武装のサイバーコップが人類に宣戦布告！！！



ベネット…じゃなくてサミュエル・ワシントン率いるテロリスト軍団が、イギリス大使館を制圧！！！
この事件を解決する為に、最強のサイボーグチーム、”ターミナルフォース(T-Force)”が送り込まれた！！！

テロリスト軍団をあっという間に殲滅するターミナルフォースだったが、人質を取ってヘリで逃げようとしたワシントンを人質ごと爆殺してしまう。
この大失態により市長直々の命により計画は中止、ターミナルフォース達は解体処分される事になった。

しかし、リーダーの博士が解体処分の件をターミナルフォース達に話した事から、彼らの中の自衛プログラムが作動してしまう。
ターミナルフォース達は博士達を皆殺しにして研究所を脱走！！！
圧倒的な戦闘力を武器に人類への反乱を開始した！！！

この大事件に、ロボット嫌いのジャック・フロイド刑事が当たる事になった。
事件現場の研究所にはターミナルフォースの一人、ケインが取り残されていた。
羽陽曲折あって、人間味のある性格のケインとロボット嫌いのフロイド刑事がタッグを組んで、ターミナルフォースを追いかける事になるのだった。



人類に反旗を翻したサイボーグ軍団に、善のサイボーグとロボ嫌いの刑事が戦いを挑む、SF・ドンパチ・刑事アクション。

何ともB級感溢れる内容だが、当時は劇場公開された様で。
こういうB級真っ盛りなドンパチアクション物を劇場で上映してたとは羨ましい限りですね。
…今となってはDVD化すらされず埋もれてしもうたけどな！


本作はもうあっちゃこっちゃで既視感まみれな設定&どこかで見た様な場面のオンパレード。ｗ
冒頭のビル制圧はモロに「ダイハード」フォロワーそのまんまだし、感情が芽生えて人類に反旗を翻すターミナルフォースの設定も「ターミネーター」や「ロボコップ」、「ユニバーサル・ソルジャー」等を彷彿させる。
ターミナルフォースが警察署を襲う場面は「ターミネーター」の警察署襲撃シーンまんますぎるし、サイボーグに感情が芽生えて人間との友情が芽生えるのも「ターミネーター2」まんまだ。

思えば、ロボ嫌いの刑事と正義の機械のバディ要素は「アイ,ロボット」を先駆けてるね。
サイボーグ同士の壁壊しまくりながらの殴り合いも「ユニバーサル・ソルジャー リジェネレーション」のヴァン・ダムさんとドルフさんの殴り合いを彷彿とさせる。
(今作が元ネタになった…とかは流石に言わんが、こういう作品が後の映画の元になっているのかもしれないと考えるだけでも楽しいよねｗ)


そんなこんなでもう「ネメシス(1992)」張りにどっかで見た設定のオンパレード！！！
ラストバトルの舞台も「ネメシス」で見た様な荒れ地でドンパチだし、あの映画みたく有名なSFロボアクション物の要素を詰め込みまくってるのは確定的に明らかだろう。ｗ


そんな、オリジナリティの欠片もない本作だが、B級ながら内容はしっかり纏まってるし、見せ場となるドンパチアクションも盛りだくさんで楽しめる。

基本は「処分されそうになった機械兵士達の反逆」という重そうな題材だが、刑事とサイボーグのバディドラマやエロに目覚めるサイボーグ達のコメディ要素に加え、女優が脱ぎまくるサービス精神にド派手なアクションの連続で全く肩の凝らない作り。
正直、後半の刑事とサイボーグの友情描写はちょっと長く感じた(汗)けど、その分ストーリーも案外しっかり纏まっている。

アクションシーンも既視感のある場面は多いものの、火薬はあちこちでしっかり爆発してるし、派手な銃撃戦もあちこちで展開。
クライマックスは廃坑みたいな場所でボカスカ大爆発が起き、バギーを使ったカーチェイスも迫力があります。


ただ、ラストはちょっと病んだ感じになってたのは気になったけど、あんな重い余韻残さなくても良かったんじゃないかな…。


まぁ何はともあれ、何処で見た内容の連続だけど、バディ要素良し、ドンパチアクション良し、景気の良さ良し！で実に愉快な逸品。
何と言うか、どっかで食べた事のある料理ばかりだけど、好きな味をバイキング形式で沢山食えたような満足感を味わえる。そんな良質B級アクションでした。
確かにこれなら、劇場で観ても十分許せるかな。(何様ｗ)

未DVD化な作品だけど、80～90年代ドンパチアクションが好きなら、観て損はしないと思うぞ。

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解体されることになったサイボーグ警察「ターミナルフォース」が自衛の為人類に反旗を翻す！

これはかなり面白い👍ハデな爆発モリモリで爆発マニア垂涎の一作です💥
唯一仲間になったサイボーグと刑事の友情物語も良きでした！

OPで、4人のT-フォースが
爆発を背にポーズ決める所から
もう爆笑だ。☆
←コイツらヒーローちゃうで？
今からヒト殺しまくるんやで！
(笑)

序盤の『ダイ・ハード』から
『ブレードランナー』、そして
『ターミネーター』と、様々な
オマージュをブッ込んできて
なかなか飽きさせません。


近未来。
サイボーグで構成された部隊
“T-FORCE”は、人質もろとも
敵を抹殺し、解体処分が決定。

自衛プログラムを発動させた
彼らは、解体を命じた存在の
排除を開始した…！

アダム (♂)
ゼウス (♂)
マンドラゴラ (♀)
カイン (♂)

特にリーダーのアダムが、
自衛プログラムを、どんどん
自分達の都合のいい様に解釈
更新していき、ちょっとでも
ウザイと思った人間には…

「自衛の脅威だ」
と称してチームに殺害を奨励。
ニヤリとドヤ顔かまし、行為を
正当化するのだ。

しまいには、
「我々に解体を命じた警察や
司法そのものが不正な存在」
とし、徹底抗戦をはかる。

その過程で、グラサンかけて
ガムをクチャクチャしながら
「血を見たいか？」
とか言いつつ銃の調整したり、

落ちてたエロ本見ながら
「やってみるか？」
と擬似行為おっ始めたり、
どんどん人間臭くなる。☆(笑)


3人と袂を分かったカインの、
時折サイボーグとは思えない
程のクールな天然ジョークが
楽しい。
『人造人間クエスター』とか
思い出す。

ロボ嫌いの主人公ジャックと
段々イイ感じの相棒に
なっていくのも、お約束通り。♪

近未来の、自動ビリヤード台は
必見！(？)

• #ピックUP_超空間コベ