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リトル・ダンサーのsayaのネタバレレビュー・内容・結末

リトル・ダンサー(2000年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

どんなに反対されようが好きを極めれば人の心も変えられるってことをビリーから学ばせてもらった。ビリーのダンスには見る人の心に響くものがあるし、まさに鳥のように電気のように踊る姿は見ているこっちまで楽しかった。

“Always be yourself.“
ママの手紙、18歳じゃなくてあの時のビリーが読んじゃって良かったなって思った。フレッドアステアのファンだったママがビリーのダンス見たらすごく喜んだだろうな...
ママがすごくいい人だったのは手紙だけでも伝わるし、パパも結局すごくいい人だった。男はこうっていう考え方で最初すごく嫌いだったけど、ビリーのためにお金を必死に工面して支援しようとする姿見て泣きそうになった。お兄ちゃんも素敵。

あの若さで1人で新しい環境へ挑戦しにいくビリーの心細さがバスに乗るシーンで伝わってきて頑張ってほしいって祈っていたら、大人になってパワーアップしたビリーが最後に出てきて、あのまま真っ直ぐに好きを極めたんだってすごく嬉しくなったし誇らしかった。観客席のマイケルも元気そうで良かった。

音楽もすごく良くて、バレエの曲だけじゃなくてパンクとかもいっぱい流れててその選曲も好きだった。ビリーはもちろん、マイケルもおばあちゃんも登場人物みんな愛おしくて、また会いに戻って来たい☺️
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