ビリーの内側から湧き出てくるオリジナリティー豊かなダンスが、無心で夢中で、好きが溢れ出てて気分が上がった。
炭鉱町ダラムの、斜めな可愛い町並みを踊りで駆け巡るビリー。何かを突き破ろうとしているかのようだった。
スト全盛期のイギリス。炭鉱で働くことしか知らない父。「男がバレエなんて」
その父の決意。ビリーには未来がある。プライドを捨ててスト破りをし、泣き崩れるシーンはたまらんものがあった。
ロイヤルバレー学校であまりにも圧倒されて
、逃げに走ろうとするビリーもよかったな。
美しいラストの静止画。ブラボーでした。