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リトル・ダンサーのharu3uのネタバレレビュー・内容・結末

リトル・ダンサー(2000年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

舞台はイギリス炭鉱夫の町。当時はまだ女性のものとされていたバレエと出会った少年ビリーは、家族の反対と向き合いながらダンサーを目指す。

上手くいかない現実に苛立ち、それでも沸き上がり抑えられないダンスへの情熱。強情で一途なビリーの可愛さは勿論ですが他のキャストも素晴らしい。
父親がビリーの夢を叶えるためにプライドを捨て組合のストを裏切る場面は、何度見ても涙が溢れます。ビリーを邪険に扱っていた兄がバスの窓越しに叫ぶ “I miss you.” も切ない。

ラストシーン、“白鳥の湖“の舞台で飛翔するビリーを見つめる父親は、誇らしさで胸がいっぱいだったろうな。
ずっと大好きな作品です。
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