なかよし

ハズバンズのなかよしのレビュー・感想・評価

ハズバンズ(1970年製作の映画)
3.9
映画においてリアル、とは何か。自然体とか脚本を感じないとか、そんなレベルではなく人生がそこにある、という実感。嗚呼あれって人生において決定的だな、ということはその時点ではトピックスでなかったりして、往々にして振り返った時に気付く。しかもそんなセンセーショナルな部分は実は撮れてなかったりする。というかカサヴェテスは撮らない選択をしているのだろう。

この映画に影響を受けて濱口竜介監督がいい映画を撮り続けてくれるならそれは最高の映画であることの証左になる。
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