はぐれ

ハズバンズのはぐれのレビュー・感想・評価

ハズバンズ(1970年製作の映画)
3.3
カサヴェテス版『強飯の女郎買い』。これが高座だと志ん生師匠あたりが可愛く茶目っ気たっぷりにダメンズを演じてくれるので微笑ましく聴けたりもするんだろうけど、こちらは女性に対して常に上から目線で高圧的で1ミリも可愛げがないから嫌悪感しか湧いてこないのよ。いい歳をこいて大声でつるんで通行人の妨げをする大人嫌いやわー😒

親友の葬式の酒席の勢いで浮気をしにロンドンにまで渡航をしていざことを始めようとしたら「こいつには5人の子供がいて」ってアホすぎるでしょ(笑)やるなら黙ってやる!やらないならニューヨークでそのまま飲み潰れていろよ!って言いたくなる。

出演もしていたカサヴェテスが「女は愛嬌が大事なんだよ!」ってブロンドの美女に説教をたれてたけど、いや、その言葉あんたら老害3人にそっくりそのまま送りたいわって思ってしまった😂
ラストの飛行機内での喫煙シーン🚬はもはや爆笑😂😂
今となってはなかなか共感の得られない巨匠のコンプラ的映像遺産。
はぐれ

はぐれ