2019/05/25
その作品数の多さに何となく敬遠していたMCUシリーズをやっと鑑賞。
この先も触れることのない作品だろうなあとは思っていたけれど、とても楽しそうに話してくれる人が身近にいたので、その世界観に触れたくなった。
ということで、MCU一作目「アイアンマン」
赤いスーツを装着し、向かってくる敵を倒すかっこいい奴…というイメージしか持っていなかったけれど、トニーの傍若無人な態度にはただひたすら驚いた。気になる秘書ペッパーには消極的なのに、複数人の女性と関係を持つなど、他人をなかなか信用しない性格も相まってか、精神面での脆さも目立つ。
そういった良い意味でも悪い意味でも人間くさい部分が、トニー・スタークという個性的なキャラクターを上手く確立していて良いと思った。
それに、自分勝手だがパワーはある、みたいなヒーローだったらどうしようかと思ったけれど、失敗を繰り返しながらスーツを作るシーンや、何度も練習を積み重ねて努力をし、ヒーローの道を歩んでいく過程が描かれているのが印象的だった。
"I am Iron Man"
この台詞はずるい以外の何者でもない。
濃厚な二時間を楽しめたので、MCU二作目も観てみようと思う。
