このレビューはネタバレを含みます
小さい頃、世話になった姉、『オミツ』と、再会した、『紋次郎』。その姉は、義理も人情も無い、性悪の女郎になっていた。それでも、100両を、耳揃えて、稼いだり、姉が、死にそうな時、1人、罠と知りながら、…
>>続きを読む菅原文太が主演の木枯し紋次郎シリーズの第2弾。1972年9月公開。監督は中島貞夫。共演は市原悦子、田中邦衛という超曲者。超のつく名優。このキャスティングがトラ・トラ・トラ。幼い頃に生き別れた姉と(市…
>>続きを読む「その時が来たら、黙って死ぬだけでござんす」
監督は同じ中島貞夫で続編なのに雰囲気が違うとはきいていたが、個人的には完全にこっちが好み
そもそも前回は無人島の絵が全てさっぱりつまらなく、それが前…
こちらの続編の方が面白い!
マーベル感、というか、そのルーツとしての圧倒的なジョン・フォード感。
国定忠治の小出し感もすごくマンダム。
その上、かっての東映又旅ものを破壊含みでオマージュする胆力。中…
のっけから前作以上の悲痛なエピソードが展開されるのを筆頭に、前作を凌駕する報われなさが終始展開。
それ故に前作のドライな雰囲気から一転、ウェットな憂いを帯びた作風に。
その分個人的にはこっちの方が好…
「木枯し紋次郎」と続編である本作とがレンタルされるようなのでup。
両方合わせての感想として。
何の因果でここまで切ない思いをしなくてはならないのだろう…
文太さん演じる紋次郎が、もう可哀想で可哀想…
第2作目。中島貞夫的には「前作は頼まれ仕事だけど、こっちは積極的にやった」とのこと。
凄まじく暗い。赤子の口に布を詰めて殺そうとする母親のシーンから映画は始まる。
口減らし、心中…紋次郎はトラウマを…