これは面白い。菅原文太がシリアスな役をやると途端に新東宝時代の大根役者に戻ってしまうが、市原悦子(どうしようもない姉貴役)のアニマル感で何とかなっている。クライマックスは完全西部劇で激アツ。土埃と、…
>>続きを読むその時が来たら黙って死ぬだけでござんすの巻
二作目は紋次郎の生い立ちのお話
生き別れた姉に市原悦子、なかなかの存在感
信じるものが救われない世界観にあって、田中邦衛がいつ裏切るのかドキドキ
くうっ…
「その時が来たら、黙って死ぬだけでござんす」
監督は同じ中島貞夫で続編なのに雰囲気が違うとはきいていたが、個人的には完全にこっちが好み
そもそも前回は無人島の絵が全てさっぱりつまらなく、それが前…
2923年5月U-NEXTで定額視聴する。
義理を重んじる紋次郎だが、今回は日光裏街道玉村宿で遊女となっていた姉と出会う事になる。
紋次郎にとっては間引きから救ってもらった姉だが、悪党であるやくざ衆…
からっ風、突風砂埃舞う上州玉村宿に立つ市原悦子の毒婦ぶり。宿場に現れる紋次郎・菅原文太を陽炎のように映し出す望遠レンズのハレーションが、対決前の不気味な静けさを効果的に捉えている。マカロニウエスタン…
>>続きを読む殺陣のシチュエーションがほんと素晴らしい。っていうか好み。前作は雨、雨だったんだけど、今作はなんか砂煙というかなんか舞ってる。あと草むらみたいなとこでの斬り合いも良い。砂煙のとこは「ダーティハリー」…
>>続きを読む前作を観てからだいぶ時間が経ってしまったので忘れているところもあるが、ドライで虚無感に満ちていた前作に比べて、こちらはもう少しウェット。その分、物語的な吸引力は強い。子供の頃は純粋で優しかった紋次郎…
>>続きを読む前作よりも紋次郎の感情にフォーカスされているだけに、結末は非常に哀しい。前作の圧倒的な虚無感に痺れた身からすると、今作は少しだけ感情的過ぎると感じてしまう。それでも菅原文太のカッコ良さは健在で、やっ…
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