Kumonohate

血と砂のKumonohateのレビュー・感想・評価

血と砂(1965年製作の映画)
4.1
「独立愚連隊シリーズ」第7作にして最終作。終戦直前の中国戦線、小杉曹長(三船敏郎)は、銃を持ったことが無くハタチにも満たない軍楽隊の少年兵13名、そして、はぐれ者の兵隊3名(佐藤允、伊東雄之助、天本英世)を率いて、八路軍に奪われた砦を奪回すべく出陣するが⋯。岡本喜八監督渾身の反戦映画。コメディー・タッチの序盤、痛快アクション活劇の中盤、そして、シリアスで悲劇的な終盤と、物語が進むにつれてトーンが変化しメッセージが明確になってゆく筋運びが見事。
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