『カラーパープル』に足りなかった残虐性がカミンスキーの加担に『シンドラーのリスト』を経たことで説得力が誇示される。「〜べき」や「〜つもり」という抽象的な表現がメンデ語に存在しないことから生まれる意思…
>>続きを読む海外の研究者が書いた歴史学の書籍で取り上げて、いつか見ようと思っていたが、アマプラにて視聴。
スピルバーグの歴史物では随一な作品かもしれない。役者も重厚で、史実としても盛り上がりやすいエピソードが…
南北戦争前夜、黒人奴隷船を巡る自由のための戦い。前半のマコノヒー、後半のホプキンスと、弁護士の演説シーンが胸アツ。エピローグで語られる事件後はビターだった。それにしてもモーガン・フリーマン(自由の人…
>>続きを読む裁判で「重り」として証言されたモノの実体を、回想(映像)によって暴く。正しく映画。
裁判は立ち往生なので、視線でやり取りを演出。手錠が外される場面のジャイモン・フンスーの戸惑いと嬉しさが混じった凝視…
史実「アミスタッド号事件」を基に、黒人奴隷制度を巡る闘いを描いた歴史ドラマ。
1839年。スペイン籍の商船アミスタッド号にて、船内のアフリカ人奴隷たちが反乱を起こして船を乗っ取る。アメリカに流れ着…
重りをつけられて数珠繋ぎに海に落とされていく奴隷の描写は、これまで観た奴隷の描写の中でも逸脱してる。スピルバーグの露悪残酷表現の中でも上位に入るものだろう。
とにかく「人間は所有物ではない」という…
始めて感銘を受けた映画。そんな残酷な事をファンタジーと思い、途中止めて調べたら実話だった。酷すぎる。アフリカ奴隷制度で、この映画は通るべきだと、心して見た。彼は救うはずが、逆に苦しめ、もうどうすれば…
>>続きを読むスティーヴン・スピルバーグ最新作『フェイブルマンズ』に向けて、過去作を履修中。
19世紀、黒人奴隷が奴隷船を乗っ取った反乱「アミスタッド号事件」と、それを巡る裁判を描く。この裁判は、後に奴隷廃止運…
【まとめシネマ】#911
【まとめ】
* 重厚な豪華キャストで語る奴隷史
* 奴隷の反乱に対する裁きの壁
* 奴隷解放の瞬間、勝利と感謝
『フェイブルマンズ』の予習鑑賞。
ジャイモン・フンスー…