人は何をもって人と成すのか？
初鑑賞。史実を元にした物語なのですね。黒人奴隷モノに初めて触れたのは小学生の頃でしょうか、ドラマの クンタ・キンテ です。
今作は奴隷制度の過渡期にあたる南北戦争少し前のお話し。この辺りのテーマにしては比較的表現がマイルドに感じました。物語の中心が裁判にあることで特定のキャラクターに気持ちを移し作品に入り込むというよりも全体的に俯瞰で鑑賞した感じです。そのためか少し冷めた感じで物語への没入感が浅かったかと思います。
この手のテーマは不定期でもたまに観て感じることが人を形成することに大きく役立つ気がします。学校教育で下手な教材を用いた道徳の授業をするくらいならこういう作品らを鑑賞するだけで良いのにと思います。
