2024年11月の大統領選挙に向けて
アメリカ大統領を学ぶ①
⚫︎第六代大統領
ジョン・クインシー・アダムス
(1767年7月11日-1848年2月23日)
▪️任期期間
1825年3月4日-1829年3月4日
▪️政党
民主共和党 マサチューセッツ州
▪️特徴
第二代大統領ジョン・アダムズの息子で
最初の親子大統領
仏、蘭、独、露等様々国で言語を学び
弁護士を経験後、1794年26歳から政界で活躍
モンロー主義、インディアン政策等
法に重きを置いて信を曲げない生真面目な印象
⚫︎第八代大統領
マーティン・ヴァン・ビューレン
(1782年12月5日-1862年7月24日)
▪️任期期間
1837年3月4日-1841年3月4日
▪️政党
民主党 ニューヨーク州
▪️特徴
国内でラテン語と法律を学び1803年から25年
弁護士業を継続、弁護士業で財をなし政界入り
第七代大統領:アンドリュー・ジャクソン
(初西部出身・民主党発足)が2期務めて
引退すると前任のジャクソンに最も能力が
近いということで選出される
事実を基にした黒人奴隷を扱った
人間の自由、平等という尊厳を問う物語
初見時、胸糞で何故こんな事が起こる?と
憤り気分が悪くなりメンタルがやられるから
二度と観たくないと感じた記憶が残ってる
素晴らしい映画でした
▶︎人種差別の根幹とも言える黒人奴隷の問題
▶︎南北戦争の引き金とも言える事件
▶︎独立宣言にある 社会契約説と人民主権
1839年 キューバ海岸沖でスペインの奴隷船
アミスタッド号に捕らわれていた
アフリカ人たちは暴動を起こした
乗務員を殺害し、船を乗っ取ったが
彼らは2ヶ月後、アメリカの沿岸警備船に
取り押さえられアメリカに投獄されてしまう
彼等はスペイン、奴隷所有者、検察、弁護人
様々な利権と思惑により裁判にかけられる
更に、二期目しか考えず思慮の浅い
マーティン・ヴァン・ビューレン大統領は
南部の有力者や上院議員、支持者を蔑ろに
出来ず、内戦勃発の脅威とスペインの政治的
外交圧力を恐れ、裁判に圧力をかけてくる
▪️歴史背景
5代大統領モンロー迄は独立間も無く
国外に敵と問題があり奴隷問題は棚上げ
アメリカの奴隷廃止は世界では遅い方
1808年に奴隷貿易は廃止しているが
奴隷の子は奴隷という理論
1820年ミズーリ協定 南北分断
米英戦争の影響による
北部 産業発展 内需 保護貿易
南部 綿花産業 輸出 自由貿易
大統領の介入で最高裁まで争う事になり
黒人奴隷の人権は守られないと悟った時
助け舟に答えてくれたのは
第六代大統領
ジョン・クインシー・アダムス
素晴らしい人物でした
裁判に立つ前にも助言では
謙虚さ、誠実さ、善意の心、真摯な対応
大事な事を示唆してくれる
⚫︎学問に必要なのは、控えめの優雅さ
⚫︎ 法廷では、よい物語を語る者が勝つ
⚫︎あなたの物語は?
裁判の陳述も素晴らしくまさに、物語を語る
先ず
内戦や権力の介入を論点にさせない道理を語り
その上で、最高裁が扱う重大な事件と説明し
裁判官のプライドと自尊心をくすぐる
"人間とは、何か?"
議題を明言する
さらに、スペイン女王の書簡から
"アメリカの無能な司法"を引用して
11歳の娘のママごとに付き合うな!と
彼等の思考が間違う事ない方向へ導いていく
戦争が起こるかもしれないが
人間が自然に求めるものは"自由"
それを奪われた人間は
取り戻す為に闘います
自由、イギリスの鎖、独立宣言
そして、建国の父達の名前を挙げ
彼等に敬意と彼等の声を聞いたうえで
語る胸熱な内容
正義を行う勇気をくれる
そのための内乱なら起こるがよい
それがー
アメリカ独立戦争の
最後の戦いとなるのです
あの演説は熱いね
思わず、巻き戻して2回観た😏
そして、最高裁の判決文も胸熱