はると

ウォーク・トゥ・リメンバーのはるとのレビュー・感想・評価

4.3
あらすじ↓
高校生ランドンは、離婚した母と2人暮らし。両親を嫌って反発的になり、騒ぎばかり起こす無為な日常を送っていた。一方、同じ学校に通うジェイミーは優等生。演劇部に所属し、慈善活動にも精を出す。強い信念を持ち、亡くなった母を慕い、牧師で厳格な父と暮らしていた。

感想↓
2023年 67本目の映画。

似た物同士ではなくて、不良グループの中の男子と地味な女子の恋愛っていうのが良かった。ジェイミーが周りに嫌なことをされている時にランドンが助けるのが勇気があってすごいし、かっこよかった。そこそこ長い歌唱シーンではジェイミーの歌声がとても綺麗で、最初から最後まで観てほしいが、そこだけでも観る価値がある。

恋愛映画って主人公の性格が悪かったり、どこか好きになれないキャラクターだったりすることがあるけど、今作は2人とも純粋で、お互いを真っ直ぐに見ている感じがこっちも応援したくなって良かった。観た後にとてもハッピーな気持ちになれる。

友達や同級生などに、自分が好きだったり、付き合っている人が普段学校で目立たない大人しいタイプだから、話しているところや付き合っていることなどを馬鹿にされていたら自分もいじめられてしまうという考えになって全く話さなくなるとかもありそうなのに、ランドンはしっかりとずっとジェイミーを想っていて素敵だった。
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