ネタバレ厳禁作品。ポーカーのわずか一勝負のためだけの100分間。場面展開もほとんどないポーカーのシーンが7割を占めるのにこれだけの時間しっかり観られるのは脚本や演出の巧さでしょうか。
・・・がしかし、実はなぜか分かりませんが、主要キャラが登場してポーカーの席に着席した瞬間、思いっきりオチが読めてしまったのです。そして、ほぼその通りに物語が終わってしまった。この作品、後にリメイクでもされたのかな?それともこの作品にインスパイアされた作品が多かった?この展開とオチ、非常に見覚えがあって。だからこそ序盤でオチの想像がついてしまったのです。
全体的にエンタメ性が高い作品なので観ていて面白い映画ではあるのですが、ラストが肝の作品でもあるので、その部分をストレートに楽しめなかったのは、それ以外に大きな動きがある作品ではないだけにちょっと痛かったです。