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幻の女のHKのレビュー・感想・評価

幻の女(1944年製作の映画)
3.0
先日見た『プルートで朝食を』で主人公のキリアン・マーフィーが探していた生き別れの母親のことをずっと“ファントム・レディ”(幻の女)と呼んでいたので本作を思い出して鑑賞。
原作はウィリアム・アイリッシュの代表作でミステリーの古典。
殺人の濡れ衣を着せられ死刑判決を受けた上司を救うため、唯一のアリバイとなる消えた女性(幻の女)を美人秘書兼恋人が必死に探します。

大昔に読んでかなり面白かった記憶はあるものの、ストーリーは全く覚えておらず、映画を観終わってもついに何の記憶も蘇りませんでした。
こんな話でしたっけ?我ながら情けない。

原作の記憶とは関係なく、ロバート・シオドマク(『らせん階段』『殺人者』)監督作としても期待して観たんですが、今回はどうもいまひとつ。
まあ、これが元祖なのかもしれませんが、今や似たような展開の話がありすぎて、もう飽きちゃったのかもしれません。
アラン・ラッド主演の『青い戦慄』もちょっと似た話だったような・・・
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