1919年~1939年までのイギリスのある家族の物語。
第一次大戦から復員したフランク一家がロンドン郊外の家に越してくるところから始まります。
働き者の妻エセルとその母、フランクの姉、三人の子供たち。
隣人にかつての戦友のボブがいて家族ぐるみで付き合います。
時代のあれこれと子供たちの成長が淡々と描かれます。
フランクの姉とエセルの母が結構言いたい放題の言い争いをするのが不思議な感じでした。日本人だと気を使ってあまり意見はしないし、そもそも同居しないと思います。エセルがどちらにもくみせず諌めるのも興味深いです。
国王の逝去の場面が印象的でした。こないだのエリザベス女王のお父様のジョージ国王ですよね。弔問も同じ光景でした。
最後はオープニングと逆にフランクとエセルと孫の赤ちゃんで玄関から出ていくシーンでした。しみじみ。