ルミエール

エイジ・オブ・イノセンス/汚れなき情事のルミエールのレビュー・感想・評価

3.4
マーティン・スコセッシ監督のわりにバリバリのコスチューム恋愛モノだった。
初恋の幼なじみに再会し、片や婚約者がある身、片や離婚紛争中であるのに恋に溺れていく…。
なんだか人物に共感できない。ダニエル・デイ・ルイス演じるニューランド、初恋が再熱したとたん、婚約者メイに「結婚を急ごう」と迫る。これ、おかしくない?
伯爵夫人エレンは言動が「型破り」と周りから言われるほど奔放でもなく、結構メソメソ。あれ?アメリカって自由の国じゃなかった?19世紀のアメリカ上流社会ってこんなに生きづらいの?
結局ふたりの不倫はメイにバレてんじゃん!何十年も秘密にしてきたつもりが、亡くなった妻から息子を介してリベンジ!
だから、最初っから素直に言えばよかったのに…。それじゃ話にならないか(笑)