詩のようなフィルム、映画のような詩。行くのか留まるのか。青春の刹那と停滞の国立ハードボイルドワンダーランド。やりたい事を詰め込んだ青さを装填しながら最新作まで通底するテーマを孕んだ初長編作。気恥ずか…
>>続きを読む国立市内で世界が完結してるのが良い。地産地消である(多分使い方間違ってる)。
江戸の香り漂う東側でも、ましてや刺激的な中央の部分でもない生活と共にある西側の(しかも今と通じながらも確実に違う90年…
数年前のめちゃくちゃ好きな映画に国立ロケの作品があったので、国立の昔の街並みを観れるだけですこしワクワクした。
みんな若い...川瀬さんも若い...
若さ故の荒々しさと言うとまた別(長編1作目と…
松井友子なにもの…。母親が倒れた直後、突然夜景の中に浮かび上がる彼女の顔のアップが挿入される。斜めから映される頬に照らされる90年代の夜の光!
モノローグが男女それぞれによって行われるなんてど直球な…
初公開時からなんとまあ25年ぶりの再鑑賞。石井輝男やらピンク映画について書いていた福間健二さんの評論が当時好きで、その影響で高校生だったけどわざわざ東京まで見に行ったのをよく覚えてる。内容はサッパリ…
>>続きを読む最初なので、まずはキッチリしたものをやろうと思った
ポリシーのない撮りかたをするのがポリシー(福間)
未だ本気で役者業やろうと考えていなかった川瀬陽太は、伊藤猛の紹介で出演した『急にたどりついて…
伊藤猛が街をブラついて部屋でダベってるだけの映画なのにすごく泣ける。お互いの部屋を往復するシーンが最高。相手の部屋に着くやいなや『やっぱりウチ来ない?』の流れがもう最高なんです!90年代邦画のふらつ…
>>続きを読む父親譲りの放浪癖男と面倒臭そうな女子と輪を掛けて面倒臭そうなその元彼。元彼は単なる馬鹿ですけど。
放浪癖と言っても男は劇中、国立市を散歩するだけで留まり続けるばかりなのだけれど、それでも充分、青春ロ…
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