阿部寛の肉体美を見る映画。
以下、レビュー。
江戸川乱歩原作のサスペンスドラマ。江戸川乱歩といえば「人間椅子」と「芋虫」を書いた超信頼できる作家なので、それほど悪くはないだろぐらいの気持ちで鑑賞してみました。
中身はまーた苦手な恋愛ドラマなんで正直しんどい時間もありましたが、私は概ね楽しめました。
特に主人公京子の狂気を推し測りながら鑑賞し始めると、より面白さが増したように思います。
彼女はどこからヤバい奴になったのかな？
個人的には冒頭の無意味な主観ショットの周辺ぐらいだとおもっているんですが、人によっては全く違う場所を指摘するんでしょうね。
いや、根本的に彼女はヤバい奴ではない、という人も出てくるかもしれません。
そういうことを考えながら観ると面白さが倍増する映画でした。
食卓、虫、絵画、着物、鏡。
考察すると面白くなりそうなヒントがいっぱい出てきます。
皆で観終わった後、やいのやいの議論して楽しむのがオススメです！
