芦田友郎

武蔵野心中の芦田友郎のレビュー・感想・評価

武蔵野心中(1983年製作の映画)
2.3
久々に観た「お葬式」で今さら高瀬春奈にハマって出演作をドンドン観る。太宰治については詳しく知らないし思い入れもないが、まずいつも通りの髪型の峰岸徹は太宰感ゼロでビックリ。やる気あるんか。主役の高瀬さんも淡々と進むストーリーの中で、大きな感情の起伏もなくただ大人しい女性を演じるだけ残念。奔放な危なっかしいキャラの方が光るような気がする。大宰のどこに惹かれたのかも不明。
濡れ場も義務的と言うか申し訳程度と言うか・・・・・・どうと言う事もない感じ(自分が大人になりすぎたからなのか?)印象的なシーンが一つでもあれば充分だったのに。高瀬さんのフィジカルの魅力をもっと見せて欲しかった、勿体ない。
全体的にこだわりというか、最後まで何を見せたいのかが分からず消化不良。間違っててもいい(?)ので独自の解釈で見せて欲しかった。