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日本ゼロ地帯 夜を狙えのhummingbirdのレビュー・感想・評価

日本ゼロ地帯 夜を狙え(1966年製作の映画)
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社長秘書の竹脇無我は謎の女に誘われて、女性と一夜を過ごすが…。

ストーリーが滑らかに語られているとは言い難く、進んで拷問を受ける竹脇無我、薬物が切れた姿がやたらセクシーな三原葉子など、変な場面もあり。さらに、クライマックスになるまで何の話か分からない。

けど、最後はいくつかの事実がわかり、ロマン爆発。回想が長いと思ってたのに、結末から理由が分かるし、各キャラクターの秘めた思いを考えると感動。

アラカンさんの見せ場とか、悪役の最後とか、決める場面を決めているのも気持ち良い。吉田輝雄は戦時中から60年代まではまって、魅力的。

「石井輝男 キング・オブ・カルトの猛襲」
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