天豆てんまめ

ゲット・ショーティの天豆てんまめのレビュー・感想・評価

ゲット・ショーティ(1995年製作の映画)
3.0
映画大好きな取り立て屋のジョン・トラボルタが映画プロデューサーのジーン・ハックマンから借金の取り立てを頼まれる。そこから映画製作の出資集めとギャングとの金の騙し合いが入り乱れてくるのだけど、こういう切り口ならウディ・アレンの「ブロードウェイと銃弾」の方が何枚も面白い。かなりマニアックな楽屋落ち映画なのでオーソン・ウェルズの「黒い罠」やアル・パチーノ「セルピコ」のオマージュやいかにも業界にいそうな胡散臭い輩の群像劇の小ネタを楽しめるかどうかだけど、私はそんなに乗れなかった。でも、この頃のトラボルタは黒いスーツがよく似合う。